第一回学生発表賞を終えて

学生発表賞を無事終える事が出来、事務局(元策定作業部会)一同胸をなでおろしています。今回の講演会は例年に比べ講演数が多く、学生発表も例年の5割増となりました。昨年並みの講演数を想定して審査員をお願いしたため、審査員一人当たり採点いただく講演数が多大となり、審査員の皆様には大変なご苦労をおかけしました。ここに改めてそのご努力に御礼を申し上げたいと思います。

受賞者も15人に1人程度という基準を変えないよう、講演数の増加に伴い、全体の数を増やしていただきました。結果として第1分野で1人、第2分野と第3分野で、それぞれ4人の優れた学生発表を選考いただきました。

ポスターの審査の仕方なども含めて、新たに解決すべき点がいくつか出ましたが、来年の京都での講演会ではより良い学生賞となるよう、事務局も努力したいと考えています。

最後になりましたが、学生発表賞のための募金にご協力くださった皆様に御礼申し上げます。何人かの方からは50口もの募金を頂きましたし、一口でも学生に対する応援の気持ちを込めて頂いたと思います。総額13万1155円の募金が集まり、これは全て一旦学会の一般会計に組み入れた後、学会の資金とあわせて、学生発表賞の運営のために使わせていただきます。

2004年10月12日

策定作業部会/事務局 
橋本武志 (北海道大学) 、畠山唯達 (岡山理科大学)
高橋幸弘 (東北大学)、斉藤昭則 (京都大学)
中村正人 (宇宙航空研究開発機構)、片岡龍峰 (情報通信研究機構)