著者名 | Authors | 所属機関名 | 所属機関名(欧文) | |
1 | #中村/雅夫 | Nakamura/Masao | 名古屋大学太陽地球環境研究所 | Solar-Terrestrial Environment Laboratory, Nagoya University |
2 | 藤本/正樹 | Fujimoto/Masaki | 東京工業大学地球惑星科学 | Department of Earth and Planetary Science, Tokyo Institute of Technology |
講演予稿:
地球磁気圏尾部において、イオンの慣性長程度まで厚みが薄く
なったプラズマシート中の磁力線再結合を、3次元ハイブリッ
ド計算法を用いて調べた。このように薄いプラズマシートは、
テイル・ケルビン・ヘルムホルツ不安定性により、時間がたつ
と波打ちだす。この波打ったプラズマシート中で磁力線再結合
が起こった場合、発生する高速プラズマ流も、プラズマシート
中を流れることで影響を受け、波打った構造を持つ。しかし、
プラズマシートが波打っていない場合に得られる、磁力線再結
合のイオンの粒子的性質に起因する基本的な特徴は変化しない。
abstract:
キーワード:
磁力線再結合、3次元ハイブリッドシミュレーション、磁気圏尾部
Keywords:
magnetic reconnection, 3-D hybrid simulation, magnetotail