長谷川/洋

遠尾部磁気圏境界の統計的性質

Hasegawa/Hiroshi

Statistical properties of the distant tail magnetopause






著者名 Authors 所属機関名 所属機関名(欧文)
1 #長谷川/洋 Hasegawa/Hiroshi 名古屋大学 Nagoya Univ.
2 前沢/洌 Maezawa/Kiyoshi 名古屋大学 Nagoya Univ.
3 斎藤/義文 Saito/Yoshifumi 宇宙科学研究所 ISAS
4 向井/利典 Mukai/Toshinori 宇宙科学研究所 ISAS
5 山本/達人 Yamamoto/Tatsundo 宇宙科学研究所 ISAS
6 國分/征 Kokubun/Susumu STE研 STE-lab.

講演予稿:
GEOTAILの遠尾部(X<-110Re)の観測から得られる磁気圏境界を横切る 1500程のイベントを統計的に解析し、磁気圏境界の性質を調べた。 各々のイベントに対するdeHoffmann-Teller速度(磁力線の対流の速度)は、 開いた境界については磁気圏の磁力線とシースの磁力線がつながっていること から予想される速度と良い相関があるが、閉じた境界については相関が 見られない。この結果は開いた境界の磁力管がIMFが南向きの時には高緯度に、 北向きの時には低緯度に輸送されることを意味しており、観測とも良く一致する。 また、境界に垂直な磁場、速度成分についても議論する。

abstract:

キーワード:
磁気圏境界,遠尾部,deHoffmann-Teller系,対流,mininum variance analysis

Keywords:
magnetopause, distant tail, deHoffmann-Teller frame, convection, mininum variance analysis