第215回運営委員会報告
 
日時: 2002年3月8日 17時30分−21時30分
場所: 国立極地研究所第一会議室
[出席] 荒木徹、藤井良一、麻生武彦、家森俊彦、井口博夫、歌田久司、
大村善治、小野高幸、小原隆博、品川裕之、中村正人、
橋本武志、松岡彩子、山崎俊嗣、渡部重十、早川基(運営委員補佐)
[欠席] 綱川秀夫

1.前回議事録確認
 第214回議事録を一部訂正の上、承認した。

2.副会長選挙結果の確認と総括
 副会長選挙開票結果および、その結果に基づき、藤井良一会員が第21期副会長に選
出されたことを確認した。藤井副会長より着任の挨拶があった。
副会長選挙結果の公表の仕方については、投票総数の5%以上の得票者、あるいは、
それが4名に満たない場合には、最多得票順に第4位までを、会報および学会ホーム
ページに掲載することにした。なお、評議員、運営委員の選挙結果の公表については
これまでどおりとする。
(開票結果)
投票総数: 130票 (無効票なし)
順位   氏名    得票数
 1  藤井良一   37
 2  本蔵義守   33
 3  上出洋介   20
 4  福西 浩   12

3.長谷川永田賞受賞候補者選考委員会の設置
 長谷川永田賞受賞候補者1名の推薦があり、綱川秀夫(委員長)、大村善治、中村
正人の3氏で構成される選考委員会を設置した。

4.国際学術交流若手派遣候補決定
 下記3名を派遣することに決定した。
  吉川一朗会員 4/20-4/26 第27回EGS総会出席・講演  (フランス)
  笠羽康正会員 8/16-8/26 第27回URSI総会出席・講演 (オランダ)
  梅田隆行会員 8/17-8/24 第27回URSI総会出席・講演 (オランダ)

5.研究助成学会推薦決定
 平成14年度山田科学振興財団研究助成学会推薦(2件以内)として、下記2会員
からの申請書の推薦を承認した。
 乙藤洋一郎会員 
 大村善治会員  
  
6.会員異動・入会・退会
 武智誠次会員(正会員・大阪市立大学)の入会を承認した。
 千葉敏躬会員のシニア会員への変更を承認した。
 宮崎茂会員の退会を承認した。

7.学会内規について
 内規第2条第3項の会長決定枠3名について、研究分野のバランスを考慮するかど
うかについて議論した。学会のスムースな運営および学会への求心力を維持するため
にも、この3名の運営委員の選出には研究分野のバランスも考える必要性があるとい
う意見に基づき、「新会長は運営委員会の継続性ならびに運営委員会所属機関のバラ
ンスを考慮し」を「新会長は運営委員会の継続性ならびに運営委員会所属機関等のバ
ランスを考慮し」と改正することに決定した。

8.「要望書」提出報告
 会長より、昨年12月6日付けで遠山敦子文部科学大臣に提出した「宇宙3機関の統
合に関する要望書」および、本年1月31日および2月6日付けで、それぞれ渡邊興亜
国立極地研究所長と遠山敦子文部科学大臣に提出した「国立極地研究所の改革に関す
る要望書」に関する報告があった。

9.学術会議登録関係
 日本学術会議第19期会員選出に必要となる学会登録における関連研究連絡委員会
としては、前回同様、地球物理学研連、天文学研連、電子・通信工学、航空宇宙工学
の順で順位を付けて登録することした。学会登録の際、今回から学会構成員の男女別
会員数を記入することになった。これは、女性会員を増やすことを目的としていると
のことであり、今後、当学会入会申込用紙に男女記入欄を設け、学会事務センターの
データベースにも男女欄を追加することにした。

10.諸報告
(1)会費徴収は順調で、既に予定を約30万円超えている。また、国立情報学研究所に
登録したデータベースの登録料として約34万円の収入のあった。
(2)EPS運営委員会で議論した結果、会員追悼文をEPS誌に掲載する場合の基準につい
て、基本的には、特集号を組むことが条件となる。EPS賞の設置については既に決定
しており、編集委員会で選考される。
(3)合同学会の準備はすべて順調に進行している。
(4)学会ホームページのトップページをより見やすくするために全面的に改定され
た。
  
11.役割分担
 学会ホームページ上に、運営委員会メンバー全員の最新の役割分担を掲載すること
にした。

12.次回会報
 各分科会1ページ程度で、分科会記事を特集することにした。次回会報は、4月10
日原稿締め切り、中旬ないしは下旬に発行予定。

13.その他
賛助会員の勧誘の方法および学会名の変更に関する議論の進め方について議論した。
(以上)