第218回運営委員会報告
 
 日時: 2002年10月31日 17時30分−22時20分
 場所: 通信総合研究所 6号館4階会議室
[出席] 荒木徹、藤井良一、家森俊彦、井口博夫、
      歌田久司、大村善治、小野高幸、小原隆博、品川裕之、
      中村正人、松岡彩子、山崎俊嗣、渡部重十
[欠席] 麻生武彦、綱川秀夫、橋本武志、早川基(運営委員補佐)

1.新入会員・退会者
 新入会員:
  野澤宏大(東北大・理・研究生 紹介会員:森岡昭・三澤浩昭)
 退会会員:
  小野吉彦(元地質調査所)

2.国際学術交流若手派遣の審査について
 学生会員からの申請に関し、一定の基準を決めるべきであるとの意見があり、議論
の結果、最低限、主著または共著者として論文がrefereed journalに出版または受理
されていること、また、共著の場合は、その論文で果たした役割等を明らかにするた
め、何らかの形でヒアリングを行うことにした。

3.学会会場でのIUGGの募金
 IUGGの募金状況等について、小口の募金小口の場合は各学会毎に集めてもよいとの
こと。募金で当学会に割り当てられた額を達成するのは困難な情勢なので、ブースを
大学・研究機関で買うことを積極的に行うことが提案された。
11月の第112回総会・講演会会場に募金箱をおくことにした。

4.来年度予算案について
 会計担当委員より、平成15年度予算案の説明があり、了承した。

5.学会名改名提案について
 11月の第112回総会では議決のための提案は行わず、学会の将来および名前につい
て検討するワーキンググループを、運営委員だけではなく、より広い範囲の会員から
の参加を募って組織し、検討を継続することにし、総会で提案する。分野間の交流促
進のため、セッション名などにも工夫をしてはどうかという提案があった。

6.運営委員の増員について
 運営委員の2名増員を次回(第112回)総会で提案することにした。会長選出枠につ
いては、従来どおり3名とする。既に行った内規の改訂については、提案に先立ち報
告する必要がある。

8.日本学術会議の改革について
 先日行われた日本学術会議改革についての説明会出席の報告があった。
 11月中旬に総合科学技術会議本会議で日本学術会議のあり方に関する専門調査会中
間まとめが了承され、パブリックコメントが求められる予定であるので、積極的に意
見を述べてほしいとのこと。学術会議内にも日本学術会議のあり方についての委員会
があり、中間まとめが出ているが、いずれの案でも、研究連絡委員会はなくす方針。

9.第112回総会および講演会準備状況
 会員より、プログラムをもっと早くホームページに載せてほしいとの要望があった
ことが報告された。これに関しては、今回は、印刷所の都合で約1週間遅れた事情が
説明された。
                                               (以上)