第219回運営委員会報告 
 
 日時: 2002年11月11日(月) 18時10分−22時20分
 場所: 電気通信大学総合研究棟6階会議室
[出席] 荒木徹、藤井良一、家森俊彦、井口博夫、
      歌田久司、大村善治、小野高幸、小原隆博、品川裕之、綱川秀夫、
      中村正人、松岡彩子、山崎俊嗣、早川基(運営委員補佐)
[欠席] 麻生武彦、橋本武志、渡部重十
 
1.新入会員入会
 下記2名の入会を承認した。()内は紹介会員。
  佐波瑞恵 北大・理学研究科・D3 (西田泰典・渡部重十)
  山谷祐介 北大・理学研究科・M1 (西田泰典・渡部重十)

2.会費長期未納者について
 3年以上会費未納の会員につき、その取り扱いを検討した。住所不明等で5年以上
経過している場合は原則として退会扱いとする。5年未満であっても、会費納入の見
込みの無い会員については同様に退会扱いとする。

3.国際学術交流若手派遣
 高崎聡子会員(学生)のAGU Fall Meeting派遣申請を採択した。補助額は、西田国
際
交流基金より計15万円。

4.国際学術交流外国人招聘・若手派遣申請締め切り日について
 申請時期に柔軟性を持たせるために、国際学術交流外国人招聘および若手派遣につ
いて、締め切りを、年4回とし、各募集は6ヶ月間をカバーすること、すなわち、
3ヶ月ずつオーバーラップさせることにした。両募集とも、2月、5月、8月、11月の
各15日を締め切り日とし、それぞれ、その3ヶ月後から始まる半年間に開催される研
究集会を対象とする。これに合わせ、内規を改定する。

5.新分科会の提案について
 小野会員他6名の会員より提案のあったSGEPSS分科会「内部磁気圏分科会」設立申
請を承認した。

6.EPS運営委員会報告
 山崎俊嗣委員(EPS運営委員会議長)より、10月7日に開催されたEPS編集委員・運
営委員合同会議につき報告があった。掲載論文の質の向上のためにはもっと
regular issueの投稿を増やす必要があること、E-letterの投稿と査読は順調に進ん
でいること、特集号として、来年のIUGGのセッションを招待することを検討すべきこ
と、出版助成金(科研費)申請の様式がかなり変更され、論文の質も厳しく審査され
る可能性のあることが述べられた。また、EPS賞を2002年掲載の論文より開始するこ
とが報告された。
 小野高幸委員からは、EPS誌検討WGの意見交換状況が報告された。

7.役員選挙準備と次回会報予定
 12月10日の役員選挙公示に向け、投票用紙等の会員への送付を12月5日を目標に準
備をする。選挙関係の書類とともに、会報および名簿を同封するため、会報原稿の締
切を11月20日とする。

8.IUGG関係
 第112回総会・講演会会場での募金状況について報告があり、初日で約10万円の
募金があった。郵便振替用紙印刷につき、IUGG事務局に問い合わせ、間に合うようで
あれば、役員選挙関係等の発送に同封する。企業からの募金については、活動を進め
る。IUGGの会場に置くプロジェクターの手配については、事務局の方針決定を待っ
て、対応を検討する。

9.研連等報告
 EPSの議論と関係して、大村委員よりURSIでは、電波関連科学の記事のうち、研究
論文については新しい雑誌が発足したことが報告された。
 学術会議の改革について、11月中旬に答申が出てパブリックコメントが募集され
る。総会で状況を報告するとともに、会報にも掲載する。

10.学会名変更・運営委員増員について
 学会名変更の問題については、WGを作って、学会名だけではなく、運営方法を含
め検討を継続する。会長挨拶でこの問題にふれるとともに、総会では、検討を継続す
るに至った運営委員会の考え方を含め、詳細な経過報告を行う。WGの具体的構成を
提案し、そのことについて意見を求める。WGの任務は、検討結果を運営委員会に報
告・提案をすることで、運営委員会はそれを適切な形で取り入れ、総会にはかる。具
体的構成については、役員選挙後の新旧運営委員会引継の時に決定する。
 運営委員の2名増員を総会に提案する。それに先立ち、第217回運営委員会で改
訂した内規の説明を行い、2名増員が総会で承認された場合には、再度内規の改定を
行う。

11.その他
 運営委員補佐については、何を補佐するかの役割を明確に定義し、必要な場合のみ
運営委員会に出席すればよいこととする。

(以上)