第21A回運営委員会報告
(第21、22期合同運営委員会)

日時:2月22日 13時10分−16時50分

場所:宇治・京大キャンパス内RASC旧館2階セミナー室

出席:荒木徹,藤井良一,本蔵義守,井口博夫,大村善治,小野高幸,品川裕之,
   山崎俊嗣, 松岡彩子,中村正人,橋本武志,山本衛,家森俊彦,小川康雄,高橋幸弘,
   船木實,村山泰啓,臼井英之,石川尚人,小原隆博,北和之, 河野英昭,綱川秀夫

欠席:麻生武彦,歌田久司,野澤悟徳,渡部重十

(注:新旧運営委員会の引き継ぎを兼ねて合同で開催した。なお、運営委員会開催番号
  の21Aは、21が21期を表し、下1桁のAは、第10回目であることを示す。)

1.役員選挙結果
第22期役員選挙は1月10日に締め切り、1月15日17時00から21時50分まで、京都
大学大学院理学研究科地磁気世界資料解析センターセミナー室にて、中村卓司、田中
良和、齋藤昭則3会員の立ち会い(および作業補助)の下、荒木徹会長と大村善治、
家森俊彦両運営委員により開票・集計を行った。投票総数171、無効票0であった。
以下にその結果を示す。(*印は当選者)

(1)副会長選挙結果
順位  氏名   得票数
 1   本蔵義守    59  * 
 2    歌田久司   14 (次点)
 3    上出洋介   13
 3    福西 浩   13
 5    深尾昌一郎  12

(2)評議員選挙結果 
順位  氏名  得票数
 1    松本 紘  100    *
 2    河野 長  93    *
 3    福西 浩  85    *
 4    上出洋介   78   (辞退)
 5    本蔵義守   72   (副会長)
 6    江尻全機   70    *
 6    西田篤弘   70   (辞退)
 8    國分 征  55   (辞退)
 9    大家 寛  53    *
10    鶴田浩一郎 52   (辞退)
11    深尾昌一郎 44    *
12    湯元清文  38    *
13    向井利典  35    *
14    浜野洋三  34    *
15    寺沢敏夫  33   (次点)
(および、荒木徹 前会長)

なお、内規第2条の2として、昨秋新たに追加された評議員の辞退に関する条項によ
り、上出洋介、西田篤弘、國分 征、及び鶴田浩一郎の4会員から評議員辞退の申し
出があり、その結果、深尾昌一郎、湯元清文、向井利典、浜野洋三の4会員が評議員
に繰り上げ当選となった。

(3)運営委員選挙結果
順位  氏名  得票数
 1   山崎俊嗣    126    *
 2   松岡彩子    124    *
 2   中村正人    124    *
 4   橋本武志    123    *
 5   山本  衛    121    *
 6   家森俊彦    110    *
 7   小川康雄    107    *
 8   高橋幸弘    106    *
 9   船木  實    105    *
10   村山泰啓    101    *
11   臼井英之     97    *
12   石川尚人     95    *
13   小原隆博     93    *
−−−−−−−−−−−−−
(14位−18位)
14   長妻  努     88   (次点)
15   野澤悟徳     86    *(会長裁量枠)
16   北  和之     83    *(会長裁量枠)
17   河野英昭     81    *(会長裁量枠)
18   田口  聡     69

14位以下の得票者については、藤井新会長より、所属機関、分野、地域の分布を
考慮して、野澤悟徳、北 和之および河野英昭の3会員を会長裁量枠から選出したい
との申し出があり、了承された。


2.国際学術交流若手派遣
 長尾大道会員を4月6日から4月11日まで、フランス・ニース市で開催予定の
EGS-AGU-EUG Joint Assembly に研究発表のため派遣することを決定した。    
              

3.研究助成学会推薦決定
 学会に2件推薦枠のある山田科学振興財団研究援助に、高橋幸弘会員と乙藤洋一郎
会員を推薦することに決定した。


4.諸報告
・第19期日本学術会議会員選挙のための、学会指名会員候補者及び会員推薦人の、
評議員および運営委員による予備投票の結果は下記のとおり。(投票総数15、敬称
略)
 会員候補者: 河野長,松本紘,西田篤弘,荒木徹,大家寛 (次点:国分征)
 会員推薦人: 本蔵義守,上出洋介,藤井良一,福西浩,松本紘 
        (次点:深尾昌一郎,荒木徹)
これら各々5名の会員を候補者として一般会員の投票(3月3日締め切り)に付し,
会員候補者2名、会員推薦人1名,会員推薦人予備者1名を学会として指名すること
になる。

・IUGG2003大会アウトリーチ部会より、小中高生徒や市民向け講演の依頼があった。

・EPS運営委員会委員より、(1)来年度科研費申請を行ったこと、(2)日本で開催され
るIUGGの良い特集号を獲得するための競争力強化策として,カラー2ページまで無料
とすること、別刷りを100部買わなくても、PDFファイルを著者に提供することが報告
された。

・合同学会投稿数は1641件+?(前回は約1800件)、参加申込数は約1600人
であることが、合同大会担当委員より報告された。

・IUGG2003の募金状況について、現時点で当学会が集めた一般会員からの寄付は、約
40万円で、企業からは1件のみであることがIUGG募金担当委員より報告された。参加
学会全体では、6000万円が目標であるが、現時点では、約2000万円しか集まっていな
い。

・学術会議地球電磁気学研究連絡委員会委員より、将来計画案のとりまとめが最終段
階であることが報告された。

・総合科学技術会議に設置された日本学術会議の在り方に関する専門委員会の
「中間まとめ」に対するパブリックコメントを、地球物理関連学会会長等懇談会代表
(瀬川爾朗)および当学会会長(荒木徹)名で、それぞれ提出した。まとめがいつ出
るか等は不明とのこと。

5.今期学会運営の総括,反省,次期への申し送り事項につき、会長・副会長および
各委員が意見を述べた。学会名見直しについては、運営委員会外の会員を含めたワー
キンググループを作って議論を続けることになっているが、名前の問題だけに限った
のでは進展がないと思われるので、運営、教育、AOGSの問題も含め、まず、どのよう
なWGを作るのかということを、新運営委員会で議論して進めることになった。分科会
については、定義(位置)づけを行うとともに、規約(内規)に盛り込むべきこと、
名簿の発行は、6月に改訂資料収集、12月に発行程度の時間的余裕でちょうどよかっ
た、評議員の辞退権および副会長制については今後も継続して議論すべき、現行の役
員選挙投票方式は、開票作業に時間がかかるので、次回は工夫する必要がある、AGUの
ような学会名簿の電子化もそろそろ考えてもいいのではないか、等の意見が述べられ
た。

(以上)