第223回運営委員会報告
日時:2003年9月1日(月) 13-18時
場所:極地研6F会議室(管理棟6階)
出席者: 藤井良一、本蔵義守、山崎俊嗣、野澤悟徳、小川康雄、臼井英之、松岡彩子、
船木實、石川尚人、高橋幸弘、北和之、河野英昭、橋本武志、山本衛
欠席者:家森俊彦、中村正人、小原隆博、村山泰啓
0.確認事項
1.入退会承認
2.名誉会員
3.慶弔申し合わせ確認
4.会計監査規約
5.学術会議研連委員選挙
6.大林奨励賞候補者推薦作業委員会
7.国際学術交流派遣・招聘審査
8.東レ科学技術研究助成審査
9.分科会活動のチェック
10.男女共同参画学協会運営委員会
11.EPS運営委報告
12.アウトリーチ
13.今秋学会準備状況、来春合同大会、来秋開催地
14.次号会報
15.「学会の将来」WG
16.その他の話題
0.確認事項
メールで決定された事項の確認をした。
●共催、協賛の決定(前回運営委員会後)
・衛星設計コンテスト(主催)
・第14回大気化学シンポジウム(協賛)
・第47回宇宙科学技術連合講演会(共催)
・2004年合同大会(共催)
・第19回京都賞記念ワークショップ(協賛)
●理学振興研連委員に中井仁会員を推薦
1.入退会承認
(1)入会
横山竜宏(京都大宙空電波科学研究センター学生) 大塚史子(九州大学大学院総合理工学府学生)
水野亮(名古屋大学太陽地球環境研究所教授) 齋藤実穂(宇宙科学研究所学生)
岡田和之(東京大学大学院理学研究科学生)
(2)退会
STEPHANE ESPINOSA、福島直(逝去)
2.名誉会員
名誉会員は現在8名であり、96年以降新たに名誉会員になられた方がおられない。ガイドラインを
設けて運営委員会が定期的に調査を行い、名誉会員にふさわしい方の推挙をより時宜に合わせて行える
ようにする。
3.弔事に関する申し合わせ
会員が逝去された場合の、供花・弔電等に関する申し合わせの存在を確認した。会長(又は副会長、総
務)が随時判断して、対応することとする。弔事については周囲の会員からの情報をいただきたい。
4.会計監査規約案
会計監査を行なうために、以下のような規約の変更を次回総会にはかる。
第3章役員
(現)第8条本学会に次の役員を置く。
会長1名、副会長1名、評議員10名、運営委員16名ただし、同一人が2つ以上の役員をかねることはできない。
(改)第8条本学会に次の役員を置く。
会長1名、副会長1名、評議員10名、運営委員16名、会計監査委員2名ただし、同一人が2つ以上の役員をかねることはできない。
(現)第9条副会長、評議員、運営委員は内規に定めるところに従って正会員の互選によって決める。ただし、会長の任期満了後、会長は無投票で次期評議員になり、副会長が次期会長に就任する。
(改)第9条副会長、評議員、運営委員は内規に定めるところに従って正会員の互選によって決める。ただし、会長の任期満了後、会長は無投票で次期評議員になり、副会長が次期会長に就任する。会計監査委員は、会長が指名する。
第4章会議
(現)第18条3.事業報告および収支決算
(改)第18条3.事業報告、収支決算および会計監査報告
(追加)第21条の後に、新たに1条追加会計監査委員は、収支決算状況を監査する。これに対応して第22条以降は、条項番号を後送りする。
5.学術会議研連委員選挙
・9/10投票〆切
・9/21学術会議への報告期限
6.大林奨励賞候補者推薦作業委員会
・委員会名称を大林奨励賞候補者推薦委員会とする(評議員会からの提案)。今までの委員一覧をWEB等に掲載して、その労を讚える。
・今期の委員を以下の各氏に決定した。
渋谷秀敏( 委員長) 、田中高史、岩上直幹、渡部重十、歌田久司、佐々木晶
7.国際学術交流派遣・招聘
・中村教博会員(東北大学)GSA Annual meeting。西田基金から15万円補助。
・年4回の募集を行なうが、次回締め切りは10月23日とし、今年12月から半年間の間に開催される国際学会を対象とする。
8.東レ学技術研究助成審査
星野真弘会員、小嶋浩嗣会員を東レ科学技術研究助成候補者として当学会から推薦することに決定した。
9.分科会活動のチェック
各分科会代表者に活動報告を依頼し9月中ごろまでに締め切り、webおよび会報に掲載する予定。各分科会の活動のみならず、異分野間での交流をも推進する必要がある。
10.男女共同参画学協会運営委員会
・オブザーバー加盟をした。
・運営委員会内の担当者を、松岡、中村とする。
・アンケートは次号会報に同封して実施する。
・一周年記念行事10/7で挨拶の要請があり、会長が対応する。
・「一周年記念行事」へのパネル展示は出さない。分担金支払いの義務はない。
・次回委員会9/16
11.EPS運営委報告
・impact factorは上昇しているが、質の向上のために特集号企画を厳選していることもあって、原稿が不足している。
・AGUからAGU New Global Abstract Partnership(GAP)への参加の誘いがあった。EPS誌がこれに参加することによって、AGUのweb
page(Earth and Space Index, EASI)からEPSについてもアブストラクトの検索がかかる。また、EASIのミラーをEPS誌ホームページに置くことが可能となる。よって、EPSの知名度を上げることができる。
・決定はEPS運営委員会で行なうが、SGEPPSの運営委員会は賛成する。
12.アウトリーチ
・学会紹介のパンフやポスターが必要ではないか。
・科研費の"成果の公開"という部門で申請すれば、予算を得ることもできる。
・アウトリーチの講師を登録するシステムを作り、外部からの講演依頼があった時に迅速に対応でき
るようにしたい。
・アウトリーチは、現在4名で対応しているが、広報も含めたより大きな組織が必要である。広報担当+アウトリーチ担当で委員会を作って検討する。
・今年度内に簡単なパンフレットを作成する。本格的なパンフレットは上記・下記の予算の取得以降作成する。
・ホームページについては、一般向け、高校生向けのページを作る。
・上記の広報・アウトリーチの為の組織の下に、ホームページ委員会を作る。
・アウトリーチ活動費として、15万円/年程度が必要であるが、平成16年度から実施するには、次回
総会に提案し承認される必要があり、至急予算要求案を作成する。
・地学教育については、地球惑星科学関連学会2003年合同大会でセッションがあったが、来年も予定されている。コンビーナ-から、「高校地学に盛り込むべき内容を各学会から提案するプレゼンテーションを実施するかしないか」とのアンケートが来ており、その返答として、SGEPSSとしては、「企画に賛成するが、学会としてのプレゼンテーション実施は検討しない。」と答える。その理由
は、「学会のアウトリーチ活動としては、地学の中で位置付けるよりも、より一般的な生徒・市民対象の活動を目指すことがより効果的である」と判断したからであり、運営委員会は学会のアウトリーチ活動としてこの方針を取ることを決定した。
13.今後の大会
(1)今秋学会準備状況
・2003年秋季大会は、オーラル172件、ポスター98件の申し込みがあった。
・今回は、通常セッションの中に、招待講演2件を含めることとした。この講演は来日中の著名な外国人研究者によるもの。今後、秋の学会における招待講演の企画は、プログラム委員の判断で行う。
(2)来春合同大会
・プログラム委員2名((正)高橋、(副)石川)を決定した。
・地球惑星科学関連学会連絡会議が9月24日に予定されている。
(3)来秋学会
・開催地候補:愛媛大にお願いすることに決定した(日程案:9/27-30)。
14.「学会の将来」WG
・将来検討ワーキンググループについては、運営委員会で方向性を打ち出してから、ワーキンググループで検討をはじめることとしたい。学会連合を視野に入れることも考えられる。
15.その他の話題:PD問題
・男女共同参画は個人の意識の問題であるがPDは組織の問題で異質。しかしながら会長を含めた検討組織を立ち上げたい。
(文責:小川康雄・野澤悟徳)