第227回運営委員会報告
日時:2004年5月9日10:30-13:30 幕張メッセ
出席者:藤井良一、本蔵義守、山崎俊嗣、野澤悟徳、小川康雄、中村正人、松岡彩子、山本衛、家森俊彦、船木實、河野英昭、臼井英之、北 和之、村山泰啓、石川尚人、高橋幸弘、小原隆博、橋本武志

議事
1.前回議事録承認
2.入退会承認
3.共催、協賛の確認
4.平成15年度決算
5.国際学術交流事業審査
6.秋学会
7.物理学会、天文学会との合同セッション
8.学術会議改革
9.アウトリーチ
10.EPS報告研連報告
11.男女共同参画学協会連絡会
12.学会将来WG
13.会報発行予定
14.総会役割分担

1.前回議事録承認
承認された。

2.入退会承認 (ただし、*は運営委員会後に承認)
一般会員入会
はしもと じょーじ(神戸大学)
栗原 純一  (JAXA)
長谷川 浩  (気象庁地磁気観測所)
白井 広樹 (国土地理院)
高田 拓   (名古屋大学太陽地球環境研究所)
吉村玲子 (JAXA)*

学生会員入会
深沢圭一郎(名古屋大学太陽地球環境研究所)
鈴木 臣(名古屋大学太陽地球環境研究所)
大久保 綾子(京都大学大学院 理学研究科)
足立 透 (東北大学大学院 理学研究科)
中川 広務 (東北大学大学院 理学研究科)
飛山 泰亮 (東北大学大学院 理学研究科)
上本 純平 東北大学大学院 理学研究科)
大月祥子 (東京大学大学院 理学研究科)*
松岡大裕(愛媛大学大学院理学研究科)*

退会
飯塚 進
熊谷 博
石川 良宣
小村 健太郎
杉野 正彦
吉田 彰顕
Kevin Mickus
田中智巳
村瀬 勉
藤原 嘉樹

3.共催、協賛の確認
第7回宇宙空間シミュレーション国際学校 協賛(2005年3月26-31日)(主催:京都大学生存圏研究所)
第48回宇宙科学技術連合講演会 共催 (主催:日本航空宇宙学会)
第23回レーザーセンシング・シンポジウム 協賛

4.平成15年度決算
およそ120万円の黒字になる見込み。IUGGからの返金100万円があるため実質的にはほぼ収支均衡。
会計監査を実施した上で秋の総会で議決を求める。
会計監査委員2名を会長が指名し、6月上旬に監査を行う予定。
学会費納入状況は改善している。賛助会員に未納1件。

5.国際学術交流事業審査
(1) 若手派遣: 1件採択
斉藤昭則(京大院理)AOGS出席 15万円補助
(2) 海外研究者招聘:2件採択
P.B.Kotze (南アフリカ)IAGA地磁気観測WS 20万円
周啓友(中国)渡航費の実費を確認した上で額を決定(10万円程度の見込み)
(3) 国際会議補助:1件採択
第11回IAGA地磁気観測WS 30万円を補助
国際会議補助については運用規定に年間1件以下と定められている。

6.秋学会
(1)予稿について
予稿の投稿システムについては、来年度以降合同学会のシステムを使うことを検討する。
今年度は投稿締め切りが7月になるので、従来の方法とする。
予稿集についても来年度以降CD化することを検討する。
予稿締め切りは、7月16日とする。
(2)学生発表賞
今秋の学会から実施する。
分野のバランスと、公平性が必要。
実施方法を検討する部会を早急に発足させる。中村正人部会長
大気分野:高橋幸弘、斉藤昭則
固体分野:橋本武志、畠山唯達
プラズマ:中村正人、片岡龍峰
(3)普及講演会
村田会員(愛媛大)を中心に企画。
9月26日15:30-19:00で計画中
(4)コンビーナー制の導入による秋学会の活性化
秋の学会の全セッションをコンビーナー制とし、招待講演、総合討論等を行うことができるようにする。会員の提案によるセッションを設ける。今年度については公募は時間的に間に合わないため、運営委員会主導で特別セッションを設ける。
秋学会の投稿件数制限について、特別セッションについてはこれを緩める。
レギュラーセッションについては、おおくくりな題名とする。

7.物理学会、天文学会との合同セッション
当学会を含め3学会の持ち回りで毎年合同セッションを行う。当学会が担当の年は、合同学会においてセッションを企画する。

8.京都大学生存圏研究所の全国共同利用化に向けてのサポートレターの作成
京都大学宙空研と木質研が合併して生存研が発足したが、合併前の宙空研の全国共同利用施設としての役割が新研究所においても必要であるため、学会から要望書を出す。

9.学術会議改革
本号の西田会員による記事を参照

10.アウトリーチ
24名からなるアウトリーチ部会が立ち上がった。ホームページ、講師派遣、マスコミ対応、パンフレットについて検討を開始。
センター試験科目で、地学と物理とが同時に選べない日程になっているに対する改善要望書を、地球惑星科学関連学会連絡会に参加している学会の長の連名で文科省関係部署に提出することを検討。
パンフレットができたので、合同学会で配布する。

11.EPS報告研連報告
15年度は約1050ページを出版した。科研費申請時の予定1300ページを達成できなかったが編集長主導で2003年十勝沖地震等の特別セッションを企画するなどにより、何とか「軽微な変更」として認められる範囲に収まった。会員による投稿をお願いしたい。
16年度の科研費3680万円が認められた。複数年度の内約は今回は得られなかった。
2005年からのEPS編集委員長の選考を始めた。

12.男女共同参画学協会連絡会
昨秋行ったアンケートの結果が物理学会のホームページに掲載されている。
SGEPPS内にワーキンググループを設置し、当学会としての活動方策を検討する。松岡会員ほか6名からなる。アンケート調査結果のうち、SGEPSS分が送られてきたので本学会の傾向などを分析する。
男女共同参画学協会連絡会への正式加盟については、学会内での議論の発展を見極めた後に必要であれば行う。