22A運営委員会報告

日時:2004年9月25日 14時から 19時
場所:愛媛大学工学部33番講義室
出席:藤井良一、本蔵義守、山崎俊嗣、中村正人、山本衛、小原隆博、高橋幸弘、松岡彩子、橋本武志、家森俊彦、臼井英之、野澤悟徳、小川康雄、村山泰啓、舟木實
欠席:北和之、河野英昭、石川尚人

1.共催、協賛確認
愛媛大学総合情報メディアセンター可視化体験会2004 共催 H16年9月28日
公開講演会「どこまで進んだ男女共同参画」共催 H16年11月24日
海洋調査技術学会第16回研究発表会 協賛 H16年11月8日、9日

2.入退会承認
 3名の入会を承認した。
  Michael Schulz (名大太陽地球環境研究所)
  成行泰裕(九大院総合理工学府M1)
  吉田大紀(京大理学研究科D3)
(さらに、秋の学会期間中に入会申込のあった1名を持ち回り承認)
  西村幸敏 (東北大学大学院理学研究科M1)

3.学会事務センター問題
(1) 緊急支援の科研費への応募(9月17日締め切り)について。藤井会長が家森委員等の協力を得て、国際シンポジウム開催(約129万円)で応募した。(2) 破産債権届出書について、締め切りが10月15日であり、預け金被害額を帳簿にて確認し(松岡委員)提出する。 (3) 債権者集会が11月29日に開催される。 (4) 被害学会勉強会が9月22日に開催され、会長、山崎総務が出席した。今後の活動として、協議会を設立し、方針を検討する。(5) 会計資料、庶務資料が返却された。それぞれ、松岡委員、山崎総務が受領した。学会ユーティリティセンターに保管されているものは、実物を確認の上必要なものだけを引き取る。(6) 9月末日で学会事務センターが完全に閉鎖される。当学会の住所変更を郵便局に届け出ることが可能だと思われる。野澤が調べ、担当する。 (7) 来年度以降の事務業務委託内容、委託先の検討について。委託業務をしている9社程度から売り込みがあった。今後検討委員会にて検討を行う。

4.H16年度修正, H17年度予算案
 (1) H16年度修正予算案、H17年度予算案について、松岡委員より説明された。議論の結果、いくつかの修正を加えたものを、総会で提案する。
 (2) 預金通帳、印鑑等を担当者に送付し、分散管理をしている。またインターネットバンキングにて処理をしており、会計担当の2名が情報の共有を行っている。

5.国際学術交流派遣
 現在の申請書様式や必要添付書類は修士課程の学生からの応募を想定していない等の問題点を、申請要項の見直しに関する作業部会(藤井会長、中村委員、山本委員)作って検討することになった。

6.名簿作成
 小川委員が担当して作業を進めている。修正用紙の返信が約200通あった。今学会中にも多数提出が見込まれる。10月15日ごろ締め切りで作業を進める。

7.EPS
  (1) H17科研費定期刊行物について。特定総合欧文誌枠は残ったが、今年度の大きな変化は、発行部数の制限がなくなったことである。これは電子化を推進することを示唆していると思われる。EPSとしては、これまで鋭意電子化を進めているが、すぐに冊子体を廃止することはできない。当面は従来通りの冊子体+電子ジャーナルの両方で行う。電子化が進み、いずれ科研費が減額されることが予想され、電子版のみの購読を可能として購読者の増加を目指すとともに、他の4学会からの支援のあり方をEPS運営委員会で検討する。 当学会は当面、現在と同様の電子版+冊子体の全会員購読を継続する。韓国や中国の研究者から問い合わせが増えており、アジアの中心雑誌とする構想も考えられる。 (2) H17科研費データベースについて。JGGのバックナンバーの電子化で応募する方向で、テラパブと相談する。ただし、著作権(著者にある)の問題をクリアーしないといけないため、膨大な作業が予想される。

8.アウトリーチ部会
  (1) 高橋運営委員より報告。部会19名。一般社会の要求にあった活動を行うため、外部有識者によるアドバイザーボードを設けた。記者会見を学会2日目に行う予定。学会初日に一般向けのスーパープラネタリウムを開催。参加者140名以上が期待される。講師派遣については20名以上の会員が登録している。アストロ-Sを共催。衛星設計コンテストは、会長、高橋委員、山本委員に加え細川会員にも参加していただいた。SGEPSS賞としてトロフィーを贈呈。
 (2) 本蔵副会長より、2005年の世界物理年(ヨーロッパ)の紹介があった。また、学術会議「理科離れ特別委員会」に地学関係者の委員がいないため、オブザーバーとして参加するようにしてはどうかと提案があった。これはアウトリーチ部会にて検討する。

9.男女共同参画提言WG
  松岡委員より報告。前田先生を中心にアンケートの集計し、男女共同参画委員会へ報告した。その集計結果は、ホームページにて掲載した。

10.合同大会
  2005年度、多くの局がSGEPSSの会員によってリードされている。アウトリーチの場として、公開セッションを企画する(高橋委員)。英語のスペシャルセッションも認める予定。条件として、コンビーナーの(少なくとも)1名が外国人であること、また外国人スピーカが5名程度いることなど。

(文責 野澤悟徳)