233回運営委員会報告

 

運営委員会を下記のとおり開催した。


日時:2005年8月3日(水) 午後1時30分〜6時40分
場所:東京工業大学大岡山キャンパス石川台地区石川台2号館315号室
出席者:本蔵義守、歌田久司、小川康雄、河野英昭、山本 衛、臼井英之、石川尚人、木戸ゆかり、門倉 昭、齊藤昭則、長妻 努、中村正人、石井 守、野澤悟徳
欠席者:北 和之、関 華奈子、山崎俊嗣、高橋幸弘

(1)第232回運営委員会議事録を承認。

(2)共催・協賛・後援の報告:前回の運営委員会以降で次の2件承認した。
・女子高校生夏の学校(共催)、2005年8月22日から23日、於国立女性教育会館。
・生存圏電波科学国際シンポジウム(後援)、2006年3月20日から21日、於京都大学百周年時計台記念館。

(3)助成(会長の推薦を要するもの)の確認:現在次の3件あり。井上学術賞(会長〆切8月12日)、東レ科学技術研究助成(会長〆切9月12日)、東レ科学技術賞(会長〆切9月12日)。井上学術賞の応募締め切りが9月22日のため、評議会持ち回り審議を予定している。

(4)会員関係: 6名の入会、1名の種別変更、1名の退会が承認された(敬称略)。
・正会員(一般)3名:鈴木健、晴山慎、藤木謙一。
・正会員(学生)2名:宮原ひろ子、池田泰。
・海外正会員(学生)1名:成田康人。
・シニア会員承認:大塩光夫(平成17年度より)。
・退会1名:亀屋暁人。 
なお、郵送用リストチェック(会報・EPS)の担当を門倉運営委員とした。

(5)名誉会員の推挙について:名誉会員に関する前期(第22期)の推薦基準を踏まえ検討した。推挙の決定を、秋学会ごろまでに決める予定。

(6)学会事務局関連
・Mmbシステムを立ち上げ:super userを3つ取得。データの編集は、プロアクティブに任せたいと、プロアクティブに申し入れてある。
・会計システムについて報告:長期未納者(2年以上)についてリストが配布され、議論の結果前期で議論した方針で、処理を進めることを確認した。可能な限り未納者会員に確認をとり、支払いを依頼する。退会の意思がある場合は、(最低)2年分支払いを依頼する。連絡等がつかない会員や会費納入拒否会員については、重い処分であるが、除籍処分とすることを決めた。
・SGEPSSホームページ移設案について説明:検討中の2案(A案:プロアグティブ、B案外部サーバー)について説明された。それぞれ一長一短があるが、B案で進めること確認された。

(7)平成16年度会計監査報告:監査を7月11日(月)午後3から5時にかけて、情報通信研究機構(小金井)にて実施した。若干の問題点が指摘され、それらを修正後、承認された。監査報告については、秋学会総会にて監査委員に報告してもらう予定。

(8)大林奨励賞候補者推薦委員会決定報告:推薦委員は、次の通り。渡部重十会員(委員長)、上嶋 誠会員、大村善治会員、小野高幸会員、田中秀文会員、村山泰啓会員。

(9)国際学術交流事業応募書類審査:1件の申請があり、成行泰裕(九大M2)会員のAGU派遣を承認した。支給額について15万円程度を予定。

(10)秋学会について。
・準備状況等について報告。投稿総数は405件。ほとんどすべてがwebから申請された(1件のみ郵送)。コマ割について説明され、運営委員会・評議委員会・将来WGの日程について検討し、決定した。今回は、ポスター発表を2回に分割した。これにより、口頭発表の時間を増やすことが可能で、かつ経費削減が可能となるメリットがある。9月29日のみ4会場にて行ない、他の時間帯は3会場にて行なう。9時開場、21時施錠。非学会員の招待講演者の特典について議論し、該当者は、通常会員の参加費にて参加可能にすることが承認された。招待講演者の講演数について議論され、招待講演以外に別セクションにて、通常講演を次回から認めることとした。投稿システムについて報告され、予稿集CD化にむけ、JCOM-likeのシステムを使うかどうか検討した。
・学生発表賞について報告:審査員の依頼等進捗状況について報告された。第1分野、第2分野、第3分野で、2、4、4名の審査員を依頼した。10数名程度の講演につき、1名の割合で受賞者を選ぶ予定。選考には、当該コンビーナからの推薦も考慮することとする。各分科会会合の開催時間帯については、昼食休憩時より、セッション終了後の方が望ましいむね報告された。
・関係するCOEの後援を依頼する予定(後日、共催にする旨報告あり)。
・懇親会の会費、一般4000円、学生2000円。
・育児関係について報告。現在候補を3社に絞った。学会補助は8~12万円。議論の結果、利用者に500円/時間を援助することとした。プログラムに案内を掲載予定。
・学会受付(会費、入退会)をプロアグティブに派遣を依頼する件について検討した。

(11)学会連合:日本地球惑星科学連合について報告。JaPan Geoscience Union (web)立ち上げ中。各委員会も活動を開始した。総務委員長に中村運営委員、財務副委員長に小原会員、大会副委員長に高橋幸弘運営委員。プログラム委員を議論し、超高層分野から河野運営委員を選んだ。国際委員会はこれから立ち上げについて報告された。委員長をSGEPSSに依頼されている。日本地球惑星科学連合のロゴについて報告された。

(12)アウトリーチ:10月1日(土)午後1時30分から5時、京大会館(150名収容)にて一般講演会を開催予定。講演者は横山会員、前田佐和子会員。対象は、中学・高校生。

(13)EPS関係:来年度より、冊子体主体から電子版主体に移行を予定している。国内機関購読で電子版を選択できるようにする予定。JSTの学術誌バックナンバーの電子化事業に関して、JGGを候補として回答した。

(14)男女共同参画:女子高校生夏の学校にて、SGEPSS ポスター, グッズの展示が要請されている。連絡会規約の改訂について説明。10月7日シンポジウムを開催する。歌田副会長が出席予定。

(15)学会将来問題検討WG:今期への引き継ぎ案件として、秋学会を活性化、連合への対応、セクション制の導入があがっている。今期どうするか自由討論を行なった。連合の成立を踏まえ、SGEPSSがどうあるべきか、セクション制をどうするべきかについて特に議論された旨報告された。

(16)事務センター問題:和解交渉委員会から当学会への配分額は216,661円(6月30日入金)。返金された学会に分類されたため、配分利率はすこし低い。

(17)会報発行予定:10月14日締め切り、11月11日発行予定。

(18)その他
・惑星学会と合同で秋学会開催について:開催場所の関係で来年はできない旨報告された。
・長谷川・永田賞受賞者選考について:長谷川・永田賞受賞者の候補者の検討を始める。受賞者選考委員会を設置する。選考委員を次の3名に決定した。石井運営委員、山崎運営委員、山本運営委員。委員長は互選する。
・AOGSへの対応について:AOGSの次期会長に西田会員が就任予定。
・合同大会の総会について:講演数増加のため、総会は昼食休憩時に開催するよう要請があった。

(文責 野澤悟徳)