第234回運営委員会報告
運営委員会を下記のとおり開催した。
日時:2005年9月27日(火)午後1時20分から午後5時
場所:京都大学人間・環境学研究科棟433号室
出席:歌田久司、小川康雄、齊藤昭則、河野英昭、山崎俊嗣、石井 守、門倉 昭、北 和之、中村正人、長妻 努、山本 衛、石川尚人、臼井英之、高橋幸弘、野澤悟徳。
欠席:本蔵義守、木戸ゆかり、関 華奈子。
(1) 第233回運営委員会議事録を承認。
(2)共催、協賛等:海洋調査技術学会(協賛)第17回研究成果発表会、平成17年10月13日(木)から14日(金)、於 海上保安庁海洋情報部7階大会議室。
(3)入退会承認:4名の入会、7名の退会を承認した。
・正会員(一般)4名:西野真木、佐藤薫、菅沼悠介、小山崇夫
・退会7名:秋場良太、今須良一、須田友重、渡辺隆、矢島彰、(有)オプティマ、M.D. Watts。
・退会者への未納分会費請求について:原則、未納分は請求するが、平成17度分は請求しない。
(4)名誉会員の推挙について
・ 前回リストアップした候補者について:本人の承認を得た。
・(名誉会員になっていない)故人について:会長またはそれに準ずる方を顕彰するような、制度が必要かについて議論した。その結果、評議員会に諮ることとなった。
(5)長期会費滞納者の扱いについて
・2年滞納している会員に勧告する。除籍を含め、対応を検討する。
・中林会員は所在不明のため、除名。
・滞納者には、プロアクティブを通して電話連絡する。連絡がつかない場合は、除名を検討する。
・2年以上滞納の方は、EPS送付をとめる。
(6)規約の改正案について議論した。
(7)内規の追加案について議論した。
(8)平成18年度予算案について
・予算案について説明:主な点は、大会開催費アップ、男女共同参画のための予算計上、クレジット支払い経費計上(クレジット支払いは学会サイドに一件500円の手数料がかかる)、長谷川・永田賞基金への繰り出し。
・予稿集について:CD版にした場合のおおよその経費は、35万円(400枚作成)、64万円(800枚)。印刷したプログラムにCDをつけて送付可能か? そのためには、事前登録が必要となる。
・予算案についての議論:議論の結果、次の修正を行なうことになった。大会参加費を2倍に値上げ(70万円)、予稿集収入0、旅費を増額、予稿集印刷代(35万円)、大会開催費(80万円)。会場での会費徴収をプロアクティブに依頼するか、検討する。
・H16年決算について報告。
(9)海外学術申請:4件の応募があり、候補者について業績、発表内容に基づいて議論した結果、松清修一会員を採択した。
(10)EPS関連
・電子化について報告:平成18年度の申請から電子版主体に移行したい。関連5学会は、電子版へのアクセス権を会員向けに購入することにより、EPSをサポートする。当学会の負担は下がる。国内機関購読については、印刷版か電子版かについては、選択してもらう。
・電子化移行の理由:世の流れは、電子ジャーナル化。EPSは科研費成果公開促進費で特定総合欧文誌に認められて、多額の補助を受けることにより運営が成り立っている。同じ科研費を受けているメジャーな雑誌(物理、化学系の学会)は電子版にすてに移行しているため、EPSも電子化は避けて通れない。
(11) JGGのアーカイブ
・JST電子アーカイブ事業:学会誌のバックナンバーの電子化に応募したところ、採択された。コピーライト委譲のための作業内容については、JSTと相談の上、運営委員会として作業体制を考える。
(12)2006年秋学会候補地提案:宇宙研+立教大学にてLOCを引き受ける。宇宙研の教員、学生、秘書にて構成。大会委員長には向井会員を予定。会場は、立教大学を予定。11月4日から7日(土日月火)にての開催を予定。
(13)男女共同参画
・女子高生夏の学校:坂野井和代会員に「南極、北極、子育て」について講演いただいた。また当学会の活動紹介を行ない、アウトリーチ活動を行なった。
・第3回シンポジウムへの参加:歌田副会長が出席し、挨拶を行なう。
・保育室について:予算化されていないため、(啓蒙をかねて)カンパにて費用補充が必要。議論した結果、保育室支援という名目でカンパを行なうことにした。
・地球惑星科学連合で男女共同参画について:連合の中で男女共同参画の組織を作りたい。前田佐和子会員に依頼をして、立ち上げ中。現在総務委員会の下。
(14)アウトリーチ:
・部会メンバー:現在24名。
・記者発表:9月27 日13:30-16:00 京大プレスルームにて。5件の論文の著者による発表。10社が参加。プレスの学会会場(無料)、懇親会への入場(有料)。
・アウトリーチイベント:「青少年のための最新宇宙地球環境科学入門 」。科研費(成果公開促進B)(92万円)にて実施。講演者は、横山由紀子会員と前田佐和子会員の2名。あわせて、「教えて!はかせ!コーナー」の開催。はかせ7名。
・展示・パンフレット:9機関、12種類以上のパンフレット。
・改訂パンフレット(A4で1枚):アドバイザリーボードの意見を反映。1000部印刷中。また、リーフレット(A4で数ページ?)を作成中。
・衛星設計コンテスト:細川会員が、企画委員として昨年9月より参加。本年度よりジュニア部門(高校生)新設。理学と工学の橋渡し役を本コンテストが行い, 実現可能なミッションを提案する母体となるべく, 審査部門の改編・応募者へのサポートなどを構想中。理学系学会の参加を促す方向。
(15)会報の発行予定:10月14日締め切りにて原稿を集める。
(16)総会における議長の選出:高橋運営委員が担当。役割分担は、定足数:庶務、写真:石井運営委員。
(17)学会事務局について
・学会事務局担当者の問題について説明:プロアクティブとは、当初いろいろ問題があったが、現在改善された。
・ webサーバー:秋学会終了してから、作業を進める予定。
(18)その他:長谷川・永田賞の審査委員長は、山崎運営委員。
(文責 野澤悟徳)