235回運営委員会報告

 

運営委員会を下記のとおり開催した。


日時:2006年3月2月(木)13:00〜15:50

場所:東京工業大学大岡山キャンパス石川台地区石川台2号館315号室

出席者(敬称略):本蔵義守、歌田久司小川康雄山本衛石川尚人山崎俊嗣臼井英之木戸ゆかり関華奈子齊藤昭則高橋幸弘長妻努河野英昭中村正人、門倉昭、石井

欠席者(敬称略):野澤悟徳北和之

1.第234回運営委員会議事録を承認した。

2.共催・協賛・後援の報告:

 次の3件の承認の報告があった。(1)第23回レーザー・レーダ国際会議(協賛)、2006年7月24日から28日、奈良県新公会堂。(2)全国フォーラム2006(高校生天体観測ネットワーク)(後援)、2006326日、休暇村 紀州加太。(3)2006年度高校生天体観測会(高校生天体観測ネットワーク)(後援)。

3.会員関係

(1)入退会審査:

次の4名の入会、3名の退会が承認された(敬称略)。

入会:正会員(一般):亀屋暁人; 正会員(学生):堀久美子、植原稔; 海外会員:E. A. Mohamad

退会:岩田晃、藤高和信、藤本博巳

会費未納分がある退会申請者については、会費納入督促連絡を再度行った後に退会処理することとした。

(2)シニア会員申請審査:

 次の5名のシニア会員申請を承認した。(敬称略)

河野長、小川徹、皆越尚紀、吉野登志男、小林和男

(3)名誉会員推挙:

 推挙候補者の確認を行った。

4.会計関連:

(1)会費滞納者への対策:

2006117日、国内の3年以上滞納者に「最終勧告書」を送付した。再度連絡して応答がなければ退会扱いとする。

2006120~23日、12年滞納者にメール連絡した。

200628日、国内の1〜2年滞納者に再度手紙で督促。

・海外会員滞納者への連絡は別途行う予定。

228日現在の納入率は75.8%

(2)H17年度決算について:

・プロアクティブ社より現在の執行状況の報告を受けた。

・以下の項目について確認した:出版助成金収支、秋学会関連収支、英文許諾収支。

・アウトリーチ科研費の収支については特別会計扱いで報告してもらうこととした。

(3)来年度の会費徴収システム:

・クレジットカード支払いシステムの導入を進める。海外会員対応として、3月中旬までにMMBの英語ガイダンス作成を行う。

・口座自動引き落としについては、多数の会員からの要望があり、プロアクティブ社からの調査報告を受け現在検討中。

4通りの会費支払い方法(クレジットカード、口座自動引き落とし、コンビニ、銀行振込)について手数料を整理した。

・会費を支払ったどうか不明のための未納が多数あるので、MMBでステータス確認が出来るように現在改修中。

・振込用紙を全員に送付する方向で検討中。

・未納者への催促については、手順は従来通りとし時期を再検討する。

(4)その他:

・事務局で保管している書類が増えてきているので、破棄についての方針案を作成することとした。

・連合ニュースの送付方法について議論した。

5月の連合大会時にもプロアクティブ社に窓口での対応を依頼することとした。

・秋学会予稿集のCD-ROM化について、プロアクティブ社からの見積りが示された。

5.学会ホームページの外部サーバーへの移設について:

外部レンタルサーバーは、プロアクティブ社が使用した実績のある業者のものを用いることとした。ドメイン名は、sgepss.or.jp3月中に契約し、連合大会までに静的なコンテンツの移設を行う予定。CGI系(掲示板、カレンダーなど)の移設、秋大会投稿システムとの連動などは今後の課題。

6.海外学術申請:

4名から申請があり、業績・発表内容について審議し、以下のように承認することとした。(敬称略)

派遣3名:多田訓子、上田義勝、石坂圭吾

招聘1名:Mimi J. Hill

7.助成:

 山田科学振興財団の研究援助候補推薦について議論し、3件の応募の中から2件について推薦することとした。

8.学生発表賞:

 5月の連合大会の際に、授賞式、及び次期事務局の編成についての議論、を行う予定。

9.日本地球惑星科学連合関連:

・現在35学会が加盟。5月の連合大会への投稿総数は2700AOGSEGUと協定を結ぶ予定との現状報告があった。

5月の連合大会時の、高校生によるポスター発表、大会ブース、他学会との合同セッション、などについての連絡があった。

10.アウトリーチ活動:

 昨年秋学会最終日のイベントや科研費の使用内訳についての報告がなされた。来年度の科研費も申請中。

11.EPSJGG関係:

(1)EPSの電子化について:

 18年度より冊子体での配布を中止し、電子版に移行する。機関購読においても電子版契約を可能とする。学会側からは以下のアクションが必要:@会員番号と名前(アルファベット)のリストの出版社への提供、A入退会情報の出版社への提供、B登録方法の会員への周知

(2)JGGバックナンバーの電子化について:

JSTの電子アーカイブ事業の対象誌に選定された。

・創刊号から全ての号の所在が確認でき、スキャンのために譲渡または借用できることになった。

・著作権の問題:

 JGGは著作権の帰属が明記されていず、移譲の手続きも行われていない。

 他学会の例に倣い、学会ホームページ、会報、EPSEOSなどに、JGGの電子化に関連する著作権の許諾についての告知を出すことにする。

12.男女共同参画:

 「女子高校生夏の学校」が科学技術への顕著な貢献として表彰された。今年度は物理学会が主催したが、来年度は文科省主催で行う。木戸委員、長妻委員が参加予定。SGEPSSへの共催協力依頼も行う予定。

13.学会将来問題検討WG

 学会連合ができた現在、SGEPSSの抱える問題は何か、WGが果たすべき役割は何かについて意見交換を行った。

14.今年度秋学会報告:

 昨年の秋学会(928日〜101日、京都大学)について以下のような報告があった。

・発表件数:405件(口頭207件、ポスター198件)

・参加者:496名(一般会員275名、学生会員50名、一般非会員36名、学生非会員135名)

・予稿集販売部数:332冊

・会計関係:参加費収入:50万7千円、予稿集売上げ:66万4千円

・懇親会参加者:260人

・その他:

・現在の電子投稿システム:手がかかる。セキュリティに問題がある。

・口頭発表の重複について:特別セッション以外に口頭発表の重複は許さないというルールを、招待講演者に対しても適用した。コンビーナー制をとるとき、全体で重複がないかどうかチェックする必要がある。

・非学会員が招待講演する際の講演会参加料について、事前には決っていなかったが、会員扱いとした。

15.来年度秋学会情報:

 来年度の秋学会の準備状況についての報告があった。

16.会報発行予定:

 3月3日原稿依頼、3月24日原稿締切り、4月20日発行、の予定。


(文責 門倉 昭)