236回運営委員会報告

 

運営委員会を下記のとおり開催した。


日時:2006年5月14月(日)17:00〜20:40

場所:幕張メッセ国際会議場203号室

出席者(敬称略):

本蔵義守、歌田久司、小川康雄、石井 守、臼井英之、門倉 昭、河野英昭、北 和之、木戸ゆかり、齊藤昭則、関華奈子、高橋幸弘、長妻 努、中村正人、野澤悟徳、山崎俊嗣、山本 衛

欠席者(敬称略):石川尚人

1.前回(第235回)運営委員会議事録の承認

2.協賛共催関連(野澤)
男女共同参画の「女子高校生の夏の学校」の後援を承認。昨年は男女共同参画連絡会主催であったが、今回は、後援として名前が見える形で参加。費用負担はない。

3.入退会審査(門倉)
(1)入会: 次の6名の入会が承認された(敬称略)。
正会員(一般):疋島充、山田学
正会員(学生):笠原慧、田所裕康、中島章光
海外会員:KLETETSCHKA GUNTHER
(2)退会: 次の26名の退会が承認された(敬称略)。
岡田正実、保立佳之、村田宏雄、柳原一夫、小嶋美都子、中澤清、佐藤謙、足立和寛、岩橋弘幸、氏原直人、永井寛之、森洋介、坂本正徳、渡辺勇三、大野紘介、川嶌正壽、菅雄一、趙章煕、政枝宏、守屋卓、芳澤克明、大林市幸、服部真、安江新一、佐藤輝夫、橋詰庄一郎。

(3)シニア会員申請:
 1名(平島洋 会員)の申請を承認した。
(4)学生会員資格更新状況:
・2006年3月3日現在57名の学生についての更新状況の表を示した。
・2006年5月15日現在で、学生更新31名、一般移行確認10名、退会4名、未確認12名。未確認学生会員は、一般会員に種別変更を行うこととした。

4.名簿の作成について(門倉)
・今年は2年に一度の名簿更新の時期に当たる。プロアクティブからWEB版でどうかと申し出があった。議論の結果、従来通り紙版を作ることとした。掲載する情報は、2006年10月1日現在の情報を用いることにした。どのような情報を掲載するかについて、会員本人の意向を反映することとした。次回会報にて、名簿作成および更新の案内を出す。

5.Webサーバーについて(臼井)
・現在京大WSにあるコンテンツを新サーバーへ移動中。ドメイン名(sgepss.org)は使えるが、古いサイトに繋がるようにしてある。

6.会費納入システムについて(石井)
・今年度より会費納入方法としてクレジットカード払い、銀行引き落としを追加した。この追加に伴い、初年度導入経費および運用経費として49万7千円の費用が発生した。

7.H17年度決算報告(石井)
・滞納者、およびその取り扱いについて確認した。4年(以上)滞納者は退会(除籍)とした。ただし、4年滞納者の1名については、連絡が取れているので、再度問い合わせる。3年滞納の2名は除籍、他の2名は、(連絡がとれそうなので)本人に確認することとした。
・平成17年度決算について資料により報告。会費の納入率が約78%と低水準。一方で、平成16年度以前の未納分が116名分(147万円3千円)納入され、結果として予算案を上回る会費収入となった。京都開催の秋学会にて参加者増による増収があった。支出に関して主な点。科研費が採択され、アウトリーチ活動(パンフレット作成等)に用いられた。合同大会会場費は予算額を13万円程度上回った。京都学会開催費は、当初予算より26万円下回った。その結果、全体としては支出は減であった。収支として、H17年度単期において約140万円の次期繰越金となった。

8.国際学術交流事業応募書類審査(小川)
・相澤広記会員(東工大)より申請1件あり。12月のAGU参加であったため、次回まで保留とした。

9.秋学会(第120回講演会)について(中村)
・運営委員会開催前に、秋学会で導入予定のウエブ投稿システムについてJCOM 磯島氏、塩見氏より説明された。
・ 投稿システムと講演予稿集のCD化などについて議論した。その結果、新システム導入(基本的に連合大会にて使うシステムと同じ)を決めた。この導入により、セキュリティについて、運営委員の負荷は低減する。導入する投稿システムにて連合大会用のIDを用いることとした。予稿については、WEBにて事前に公開することした。参加費を値上げ(一般会員で3000円など)するが全員に予稿集CDを配布する。システム導入には、修正予算にて対応することとした。以上を総会で説明することとした。
・秋学会参加費の比較
従来:一般会員 1000円、学生会員 500円、一般非会員 2000円、学生非会員 1000円、予稿集販売 2000円
改定案:一般会員 3000円、学生会員 1500円、一般非会員 4000円、学生非会員  3000円、参加者には予稿集CD-ROMを配布する。
・特別セッションについて。山本運営委員より説明。応募は3件あった。会場スペース問題から考えると2件を採択するのが限界であり、議論した結果、湯元清文会員(代表)、藤本正樹会員(代表)の2つの提案を採択することとした。
・予稿締め切りについて。次回会報発行が7月25日付近、秋学会が11月4-7日を受けて、予稿締め切りを8月15日とした。
・レギュラーセッションコンビーナーについて。これまでは運営委員が勤めていた。このコンビーナー制になって次回が3回目。前年のコンビーナーに連絡して、コンビーナー交代やセッション説明の更新があれば受けつけることとした。

10.学会連合について(中村)
・評議委員長が交代予定。事務量が増加し、事務局員を増やす方法を検討している。金銭的負担も増加しているが、連合大会参加者数の増加による増収で対応している。海外の学会との連携を進めている。例えば、EGUへの参加費の割引や電子媒体の学会誌の共同運営など。この次は、AGUとの連携が考えられる。

11.2006年合同大会における物理学会、天文学会との合同セッションについて(関)
・176件の投稿があり、内訳は外部約100名、SGEPSS 70名。初日の参加者は、外部(物理学会、天文学会)から59名で、会合は一時的に立ち見がでるくらい盛況であった。

12.アウトリーチ活動について(高橋)
・昨年の秋学会におけるアウトリーチ活動についてアンケート結果を報告。おおむね好評であった。批評としては、ネットワーク速度が遅い、内容が難しい等あった。
・今年の科研費は残念ながら不採択。規模を縮小して活動を行う。秋学会時には、相模原博物館にて、開催予定。
・衛星設計コンテスト委員について。山本運営委員から藤本会員(JAXA)に交代することになった。
・学校教育ワーキンググループ。連合教育問題検討委員会での活動を踏まえ、SGESPPからコメントが必要となる。必修理科に地球科学的な内容を取り入れることを提案。カリキュラムの提言。地学に関して、検討を再開したい。連合での委員会に関して、中村運営委員より説明があった。

13.EPS・JGG関係(山崎)
・JSTの電子アーカイブ事業によりJGGのバックナンバーを電子化することについて、当学会に著作権が帰属すると見做す旨の告知を、これまでに会報、学会HP, EPS誌、EPSのHP, EOSで行った。これまで異議申し立てはない。
・EPS誌に関する、出版社との契約・覚書、学会間覚書についてのEPS運営委員会の案を検討し、原案を承認した。今年度からEPSの講読が電子版に移行したのに伴い、これまで賛助会員には冊子体を送っていたが、代わりに1年分のPDFをまとめたCDを送ることにする。

14.男女共同参画関係について(長妻、木戸)
・男女共同参画ワーキンググループから出された「大学・研究機関における有期限雇用の研究職の実態調査について」について、その対応について本蔵会長より説明された。引き続き、実態調査について前田会員を中心にお願いすることとした。また、若手を中心として実施されたSGEPSSのUPPER関連の研究室の人口調査の速報が報告された。

15.会報発行予定(北・河野)
・次期会報について。7月25日発行予定。
・故福島直会員が管理していたIGYのときの通帳が発見され、学会に約5万円寄付したいとの申し出を受け、どのように対処するか議論した。その結果、来年度の秋学会にといて、IGYに関連したプレゼンテーションを行うことを検討することとした。

16.次回開催日
 8月2日(水)を予定。

(以上、文責 野澤)