楊/恵根

YANG/Huigen

Outstanding Quasi-Periodic AuroralPhenomena Observed at Zhongshan, Antarctica







著者名 Authors 所属機関名 所属機関名(欧文)
1 #楊/恵根 YANG/Huigen 国立極地研究所 National Institute of Polar Research
2 佐藤/夏雄 SATO/Natsuo 国立極地研究所 National Institute of Polar Research
3 巻田/和男 MAKITA/Kazuo 拓殖大学 Takushoku University
4 菊池/雅行 KIKUCHI/Masayuki 国立極地研究所 National Institute of Polar Research
5 門倉/昭 KADOKURA/Akira 国立極地研究所 National Institute of Polar Research
6 胡/紅橋 HU/Hongqiao 武漢大学 Wuhan University
7 劉/瑞源 LIU/Ruiyuan 中国極地研究所 Polar Research Institute of China

講演予稿:
オーロラは夜側に発生域があることは良く知られているが、さらに、 磁気地方時(MLT)午後側の15時、磁気緯度75度を中心にオーロラ発生 率のサブピークがあり、ホット・スポットと呼ばれている。この存在 は最近の多くの衛星による粒子や画像データの統計から確認されてき た。南極中山基地は不変磁気緯度-74.49度に位置しており、このホッ ト・スポット域のオーロラを詳細に観測出来る。本研究では、中山基 地で1995年と1997年に観測された約1年間半分の全天TVカメラデー タを統計解析した。大変顕著な特徴として、このホット・スポット域 で観測された全オーロラ・イベントのうち、50%近くが準周期的(QP) 変化をすることが分かった。このオーロラのQPイベントの周期は50〜 600秒に分布するが、大別すると、A 50<T<200秒とB 200<T<600 との二つのタイプに分けられた。タイプAとBはMLTに依存しており、 それぞれ発生時刻は、15MLTと17MLT付近にピークを持つ。

abstract:

キーワード:
午後側、オーロラ、準周期的

Keywords:
postnoon, aurora, periodic, 15MLT hot spot