橋本/武志

九州地域におけるネットワークMT観測

Hashimoto/Takeshi

Network-MT survey in Kyushu area







著者名 Authors 所属機関名 所属機関名(欧文)
1 #橋本/武志 Hashimoto/Takeshi 京都大学理学研究科附属地球熱学研究施設 Institute of geothermal sciences, Kyoto university
2 網田/和宏 Amita/Kazuhiro 京都大学理学研究科附属地球熱学研究施設 Institute of geothermal sciences, Kyoto university
3 馬渡/秀夫 Mawatari/Hideo 京都大学理学研究科附属地球熱学研究施設 Institute of geothermal sciences, Kyoto university
4 田中/良和 Tanaka/Yoshikazu 京都大学理学研究科附属地球熱学研究施設 Institute of geothermal sciences, Kyoto university
5 下泉/政志 Shimoizumi/Masashi ポリテクカレッジ北九州 Poly-tech college, Kita-kyushu
6 上嶋/誠 Uyeshima/Makoto 東京大学地震研究所 Earthquake Research Institute, University of Tokyo
7 笹井/洋一 Sasai/Yoichi 東京大学地震研究所 Earthquake Research Institute, University of Tokyo

講演予稿:
ネットワークMT法による地殻比抵抗探査を九州地域で実施した. ネットワークMT法は,NTTの電話回線を利用して長基線の地電位 変動を測定し,地磁気変動に伴う誘導電流成分の応答から地殻比抵抗 を推定する手法である.この観測は,1994年度からスタートした第7 次地震予知計画の一環として実施されているもので,日本全域にわた る広域的な地下電気伝導度分布を明らかにすることを大目的としてい る.1997年度は大分県で12中心局80基線,熊本県で8中心局43基線を 実施した.1998年度6月〜7月には宮崎県で8中心局30基線の観測を実 施した.本講演ではこれまでの観測の概要を紹介するとともに見かけ 比抵抗および位相差の分布までの解析結果について報告する.

abstract:
We conducted network-MT survey in Kyushu area in 1997 and 1998. The network-MT method is an application of the natural-source magnetotelluric sounding which uses regional networks of metallic telephone lines. In this paper, distribution of apparent resistivity and phase in Ohita, Kumamoto and Miyazaki prefectures will be reported.

キーワード:
ネットワークMT,地電流,九州

Keywords:
Network-MT, Earth current, Kyushu