魚住/禎司

Pi 2 に伴う磁気的エネルギーの伝播の経度方向依存性

Uozumi/Teiji

Longitudinal dependence of Pi 2 magnetic energy transfer



著者名 Authors 所属機関名 所属機関名(欧文)
1 #魚住/禎司 Uozumi/Teiji 九州大学理学部 Kyushu Univ.
2 湯元/清文 Yumoto/Kiyohumi 九州大学理学部 Kyushu Univ.
5 赤祖父/俊一 Akasofu/S.-I. アラスカ大学地球物理研究所 UAF

講演予稿:
 オーロラ帯と低緯度領域で観測される Pi 2 のグローバルな伝播特性を調べ るために、1996年の2月11日から3月31日の間に観測された82のイ ベントについて dH^2 + dD^2 + dZ^2 で定義される磁気的エネルギーの変動を 計算し、この磁気的エネルギーの変動の振幅が最大になる時刻とその振幅の大 きさを各観測点間で比較を行った。  主な解析結果は以下のようになる。  オーロラ帯では、真夜中前の領域が振幅が最大になる時刻がもっとも早く、 この領域から東西方向に伝播する傾向がみられる。振幅の経度依存性は、真夜 中前の領域からの経度差を x とすると近似的に exp(-x^2) となる。

abstract:
 In order to examine a global characteristics of Pi 2 propagation observed in the auroral and low-latitude region, the magnetic energy variation, defined as dH^2 + dD^2 + dZ^2, were calculated for 82 Pi 2 events during the interval from Feb.11th to Mar.31st 1996.The times when the energy variations became maximum and their magnitudes were compared among the stations. In this presentation, the propagation characteristics will be discussed in details.

キーワード:
Pi 2、伝播、磁気的エネルギー

Keywords:
Pi 2, propagation, magnetic energy