地球電磁気・地球惑星圏学会(SGEPSS)  2011年公開イベント

スーパーコンピュータで大冒険!
    - 宇宙と地球の不思議を発見しよう -

小学生〜一般のみなさまを対象としたイベントです。今年のテーマは「スーパーコンピュータ・コンピュータシミュレーションと地球・宇宙科学」。 神戸市には現在世界最速のスーパーコンピュータがあるってご存知ですか?そのスパコンは「科学研究」のために使用されているのですが、このイベントでは、そんなスパコンを用いた最新の宇宙科学・地球科学の成果についてご紹介いたします。 他にも、磁石や電波に関する実験、最先端の研究の紹介、「はかせ」が地球宇宙科学への身近な疑問を答えるコーナーなど、盛りだくさん。ぜひ足をお運びください。

開催要項

  • 2011年11月6日(日)   13:00〜16:30(入場は16:00まで)
  • 神戸大学百年記念館
    (ここの57番の建物です)
    神戸市灘区六甲台町
  • 入場無料
    (事前申し込み等はありません)
  • お問い合わせ
    Email: event {at} sgepss.org
    ({at}を@に置き換えて送信してください)
    ツイッター: @sgepss2011kobe

大きな地図で見る


イベントの内容

その1:トークショー (15:00〜16:30 定員300名、先着順です)

スーパーコンピュータを用いたシミュレーション科学の最前線について、第一線で研究するお二人の先生にわかりやすく解説していただきます。

草野 完也(くさの かんや)先生

名古屋大学太陽地球環境研究所 教授、博士(理学)。専門は、太陽物理学、核融合プラズマ、惑星ダイナモ、宇宙円盤、惑星磁気圏、雲物 理、マルチスケール・シミュレーションなど。最近では地球環境変動の問題にも積極的に取り組んでいる。
草野先生のホームページ
スーパーコンピュータで挑む太陽の謎 - ガリレオから未来へ-
 太陽は、生命と地球の環境にとって文字通り「母なる星」です。 しかし、太陽は未だに解けない多くの謎につつまれた不思議な星 でもあります。
 400 年前にガリレオが見つけた太陽黒点は一体なぜ現れ、なぜ変動を繰り 返すのでしょう?太陽フレア爆発はどのように発生するのでしょう?最新 の衛星観測とスーパーコンピュータを使って太陽の新しい姿を分かりやす く紹介すると共に、未来の地球と私たちの生活に太陽がどのような影響を与 えるのかを科学的な視点から解説します。



陰山 聡(かげやま あきら)先生

神戸大学システム情報学研究科 教授、博士(理学)。
専門は、地磁気など磁気流体に関する計算機シミュレーションとバーチャルリアリティ技術を利用したデータの可視化。
陰山先生のホームページ
スーパーコンピュータで挑む地磁気の謎 - バーチャルリアリティ技術を活用して-
 地球の南北は時々逆転するということをご存じでしょうか? なんと、方位磁石が指す磁気的な南北が逆転するのです。
 一番「最近」の逆転は約80 万年前。地球の歴史の中で、数千回以上おきたこ とが分かっています。この磁気の逆転現象は、計算機シミュレーションとい う手法で再現できます。スーパーコンピュータを駆使するための技術的な工 夫、また計算結果を解析するために導入したバーチャルリアリティ技術を用 いた3 次元的なデータ可視化手法について分かりやすく解説します。



その2:「教えて☆はかせ! 展示・実験・質問コーナー
            (13:00〜16:30の間、自由に体験できます)

シミュレーションはかせ、地震火山はかせ、地球はかせ、南極はかせ、オーロラはかせ、電波 はかせ、流星はかせ、金星・火星はかせ、木星・土星はかせ…など、多彩な顔ぶれでお送りす るこのコーナー。それぞれのはかせが趣向をこらした展示や実験をご用意しています。地球惑 星科学の最前線で活躍するはかせが直接みなさんの疑問にお答えします!


主催:地球電磁気・地球惑星圏学会(SGEPSS)
共催: 神戸大学大学院理学研究科地球惑星科学専攻
        神戸大学大学院システム情報学研究科計算科学専攻
        神戸大学惑星科学研究センター
後援:兵庫県教育委員会、神戸市教育委員会、神戸新聞社

ポスターです(クリックすると大きな画像になります)