出前授業報告Vol.31

2019年8月10日

 

国立女性教育会館

女子

中高生夏の学校2019

~科学・技術・人との出会い~

  • タイトル: 「作って・見て・測って知る、地球と宇宙の『波』のふしぎ」

  • 講演者: 吹澤瑞貴 (東北大・博士1年), 高見康介 (東北大・博士3年), 佐藤由佳 (日本工業大・講師)

  • 共同実施者: 大矢浩代 (千葉大・助教)

  • 参加人数: [実験・実習] 7名

  • 講演時間: [実験・実習] 2時間30分 (9:00-11:30), [ポスター] 2時間15分 (13:00-15:15)

 国立女性教育会館主催の「女子中高生夏の学校2019~科学・技術・人との出会い~」の2日目に実施されたサイエンスアドベンチャー1「ミニ科学者になろう」(実験・実習) と、サイエンスアドベンチャーⅡ「研究者・技術者と話そう」(ポスター展示・キャリア相談) に参加しました。
 実験・実習では参加して頂いた7名の女子中高生に、2つの班に分かれてストローとゴムひもを使ってウェーブマシンを作成してもらい、波の振幅や周波数、ゴムひもの長さやストローの重さを変化させながら波の伝搬する速さを測定して、波の基本的な性質について学習しました。実験のまとめではゴムひもを伝わる波の性質に加えて、雷ホイッスラーやコーラス波など自然界に存在する波について紹介しました。また、衛星の地下構造探査に用いられているレーダー探査の原理や最新の研究成果についても紹介し、電波は携帯やテレビなど身近に利用されているだけでなく、宇宙探査にも利用されていることを学んでもらいました。

 

写真1 ウェーブマシンを用いた実験の様子

 

 ポスター展示では我々の研究分野の一つであるオーロラ現象の発生原理やあらせ衛星による最新の研究成果について紹介しました。オーロラ発生原理の説明ではポスターだけでなく、オーロラ発生装置を用いて実際にオーロラを発生させながら説明しました。

写真2 ポスター展示の様子

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