出来事学術研究会議に第113戦時研究班「地球磁気及び電気」を設置
昭和19年(1944)6月
内容 昭和19年(1944)、学術研究会議の中に第113戦時研究班「地球磁気及び電気」が設置された。この第113戦時研究班(昭和20年(1945)1月からは第1部第33班)の班長は京都帝国大学教授の長谷川万吉であり、戦時中に何回かは研究会が持たれたようではあるが、この戦時研究班の設置目的、研究内容等、詳細は不明である。

この研究班の組織と戦時中のもう一つの共同研究班(学術研究会議の中の「太陽輻射線及び其の作用」を研究する第2戦時研究班(昭和20年(1945)1月からは第1部第25班、通称「短波無線予知班」))とが協力し合って、戦後にいち早く、昭和21年(1946)に学術研究会議の中に電離層研究特別委員会をつくり、更に、日本地球電気磁気学会を創設していく原動力になっていった。

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