出来事学術研究会議地球物理部会に地磁気及(空中)電気学分科、並びに、国際極年小委員会設置
昭和6年(1931)
内容 学術研究会議では、昭和6年(1931)から地球物理学部会の下に測地学、地震学、気象学、地球磁気及(空中)電気学、海洋学、火山学など、各分野の小委員会を設けることになった。

地球磁気及(空中)電気学に関する小委員会は、田中舘愛橘(委員長)、石井英橘、国富信一、松山基範、長岡半太郎、中村左衛門太郎、大石和三郎、岡田武松、小野澄之助、志田順、新城新蔵、寺田寅彦、植村茂夫、梅本豊吉、渡辺襄というメンバーで発足し、おそらく戦後まで続いたものと思われる。

一方、これとは別に、昭和7年(1932)から行われる予定になっていた第二回国際極年観測(2nd IPY)のための臨時の国際極年小委員会も設置された。国際極年小委員会の発足時のメンバーは、田中舘愛橘(委員長)、小野澄之助(幹事)、橋元昌矣、堀口由已、今村明恒、石井英橘、木村栄、中村左衛門太郎、大石和三郎、岡田武松、志田順、新城新蔵、寺田寅彦、植村茂夫、横山英太郎であった。同委員会は昭和9年(1934)まで4年間存続したようである。

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