地球電磁気・地球惑星圏学会 第120回総会及び講演会
(2006年 秋学会)
2006年11月4日(土)〜7日(火)
相模原市産業会館・けやき会館


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セッション概要



セッション名 地球惑星磁気圏探査:将来計画〜これからを黄金の20年とするために〜
短縮名 地球惑星磁気圏探査:将来計画〜これからを黄金の20年とするために〜
セッション記号 S002
セッション分類名 特別セッション/Special Session
月日/会場 11月5日 13:45〜15:45 A
11月5日 16:00〜18:00 A
ポスター発表 11月4日 16:00〜18:30 ポスターセッション1
コマ数 2
使用可能機器名 なし
連絡先 藤本 正樹
電子メール fujimoto@stp.isas.jaxa.jp
コンビーナ 藤本 正樹
笠羽 康正
大村 善治
向井 利典
塩川 和夫
三澤 浩昭
セッション概要 地球惑星磁気圏探査は、停滞を抜け出し「将来展望が確立しつつある」段階にある。見える明日に向け、研究者はチャレンジをすべき時である。今後20年、日本の地球惑星磁気圏コミュ二ティは、海外編隊観測計画への部分参加を経て、地球磁気圏マルチスケール同時観測(CrossScale)、水星圏探査そして将来木星圏探査を主体的に実現することが大きな柱となる。これらは我々の長年の夢の実現であると同時に、太陽活動に支配される様々な惑星圏の姿を捉え、普遍的な宇宙プラズマの描像へと大きく飛躍する機会である。しかし、「黄金の20年」は努力なしには到来しない。日々意識しチャレンジすることで達成されるものである。具体的には、 (1)編隊観測データ解析への積極的関与による「編隊観測」という新しいツールの熟成 (2)磁気圏・宇宙プラズマのマルチースケール性を意識した理論・シミュレーション研究 (3)各惑星圏ごとの問題を普遍的枠組みで捉えていく意識の熟成 (4)先進的な観測を支える技術開発 などがあって、初めて実り多い20年となる。 本特別セッションは、「新しいスタートの時である」という認識のもと、明日に向かい研究活動を展開するための講演を募集する。研究テーマの将来性に関する議論の場とし、磁気圏探査の将来発展イメージを創造し共有する場としたい。
セッション注意事項 ・オーラル発表は、各8−17分(発表により異なります)+質疑応答2―3分の合計10−20分です。 ・ポスター概要の発表は行いません。 ・液晶プロジェクターの立上げに必要な時間は講演時間に含まれます。パソコンは各自ご用意ください。


予稿集本文の著者名の # マークは発表者を示す。
プログラム(口頭発表)
発表時間 講演番号 ショートタイトル 著者 予稿集本文
13:45 - 13:55 S002-01 はじめに〜黄金の20年のために    
13:55 - 14:10 S002-02 編隊衛星による衝撃波非定常構造の観測 関 克隆
篠原 育
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14:10 - 14:25 S002-03 Boundary layer sciences feasible with simultaneous multi-spacecraft measurements 長谷川 洋
河野 英昭
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14:25 - 14:40 S002-04 最近の衛星観測によって得られた磁気圏尾部の物理的新描像 町田 忍
長井 嗣信
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14:40 - 14:50 S002-05 編隊飛行衛星による磁気圏探査計画 SCOPE/Cross Scale 斎藤 義文
津田 雄一
藤本 正樹
ほか
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14:50 - 15:05 S002-06 AkebonoおよびReimei衛星により観測されたオーロラ加速領域の特性 坂野井 健
松岡 彩子
平原 聖文
ほか
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15:05 - 15:20 S002-07 小型衛星ERGによる磁気嵐に伴うジオスペース擾乱の研究の提案 小野 高幸
塩川 和夫
関 華奈子
ほか
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15:20 - 15:35 S002-08 ERGミッションから木星磁気圏探査へ 高島 健
三好 由純
ERGプロジェクトチーム
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15:35 - 15:45 S002-09 日本による将来木星探査:2015−2025 笠羽 康正
藤本 正樹
高島 健
ほか
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16:00 - 16:15 S002-10 New Frontier of Jupiter Decametric Radio Research 今井 一雅
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16:15 - 16:35 S002-11 惑星宇宙望遠鏡TOPSミッション 高橋 幸弘
坂野井 健
田口 真
ほか
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16:35 - 16:50 S002-12 日本の火星科学探査の展開 寺田 直樹
火星エアロノミー勉強会グループ
佐々木 晶
ほか
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16:50 - 17:00 S002-13 BepiColombo 日欧共同水星探査計画 早川 基
山川 宏
笠羽 康正
ほか
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17:00 - 17:15 S002-14 Recent studies of the Mercury's magnetosphere and a future perspective 関 華奈子
寺田 直樹
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17:15 - 17:30 S002-15 内部太陽圏の物理とMMO 岡 光夫
松清 修一
寺沢 敏夫
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17:30 - 17:40 S002-16 高次統計を用いたフォアショック乱流の研究 成行 泰裕
羽田 亨
成田 康人
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17:40 - 17:55 S002-17 太陽地球系科学から宇宙プラズマ科学への展開 星野 真弘
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17:55 - 18:00 S002-18 おわりに〜黄金の20年のために    


プログラム(ポスター)
講演番号 ショートタイトル 著者 予稿集本文
S002-P001 地球惑星磁気圏探査と情報通信技術 村田 健史
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S002-P002 磁気圏衛星観測と地上観測の連携による研究に向けて 宮下 幸長
細川 敬祐
堀 智昭
ほか
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S002-P003 「あけぼの」衛星プロジェクトの将来計画 松岡 彩子
「あけぼの」プロジェクトチーム
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S002-P004 Clusterによる極冠での粒子フラックス増加の観測 鈴木 一成
藤本 正樹
斎藤 義文
ほか
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S002-P005 Study of reconnection layer strucuture with density asymmetric current sheet 田中 健太郎
藤本 正樹
篠原 育
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S002-P006 Structural Change of out-of-plane Magnetic Field by the Number of Small Islands during Coalescence 早川 剛
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S002-P007 Magnetic reconnection induced by Kelvin-Helmholtz instability and the formation of the LLBL 中村 琢磨
藤本 正樹
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S002-P008 衛星電位および電子温度を用いた電子密度推定 白石 隆文
石坂 圭吾
笠羽 康正
ほか
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S002-P009 フラックスゲート磁力計の磁化温度特性 西尾 泰穂
碓井 瑞生
遠山 文雄
ほか
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S002-P010 水星探査衛星搭載用イオンエネルギー質量分析器の開発 横田 勝一郎
斎藤 義文
Dominique Delcourt
ほか
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S002-P011 宇宙プラズマにおける高エネルギー粒子観測のためのシリコンストリップ検出器の開発 三谷 烈史
高島 健
平原 聖文
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S002-P012 次世代の地球惑星磁気圏探査に向けた中間エネルギー電子分析器の開発 笠原 慧
小笠原 桂一
高島 健
ほか
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